有識者との雑談

日本とアメリカの車の逆転現象は、平成元年にトヨタがセルシオを出した時に起きた。それまで世界の高級車はベンツだったけど、セルシオはベンツと同等以上の完成度で、価格は安い。故障が無い。価格は安いのに利益がしっかり取れている。セルシオの誕生以降、世界はトヨタ生産方式を取り入れている。
ベンツなんて高級車しか作って無かったのに今では低価格なものまで作っているし、デザイン的にも時代に流されるようになった。
 
今は世界中の車が日本の部品を頼っていて、その重要な部品の工場が福島にあり、震災直後に世界の車の製造が一時的に止まった。世界中の自動車製造工場の組み立て機械、工業機械は日本製が圧倒的に多いのも事実。
 
確かに、ベンツの魅力って変わらない所に有りましたね。
 
ベンツを含め、この頃から車のデザインのモデルチェンジが早くなった。
 
自分は仕事でセルシオのオーディオをフルカスタムする機会があり、室内に設置されている物を全て外して丸裸にしたのですが、造りの違いに驚きました。
当時はセルシオの下にクラウンマジェスタという車がラインナップされていましたが、全然造りが違いました。マジェスタはクラウンより高額でしたが、中身はクラウンで、セルシオは何もかもが違いました。見えないところが特に。
そして今セルシオはレクサスに変わりましたが、レクサスでラインナップされている車の造りはセルシオですか? クラウンですか?
 
セルシオの誕生を機に、ベンツが安価なシリーズを出してまで顧客確保に乗り出した。トヨタの上手い所なんだけど、逆にレクサスという高級ブランドに力を入れ、完全にメルセデスの対抗に躍り出た。
レクサスの車の造りに関しては、車種それぞれだよ。
 
最近のリコール問題はどう思いますか?
 
これは今の世の中の流れが車業界にそのまま出ているような状況なんだよね。不正をしたというよりも、全ての計算がコンピューターで出来る様になったから起きたと言える。人がきちんとやれば起きなかっただけ。
 
15年以上前、ホンダが日産を追い抜いた時期に本社の役職の人と話す機会が有り、ホンダ躍進のきっかけを聞くと、高性能なコンピューターの開発に成功し、開発時間が半分になったと言ってました。
 
そう、その頃から車はコンピューターが作るようになり、高性能でありながら個性的な車が無くなった
 

 

新車値引き最安値へ挑戦